ラジオ広告

マイカーでの接触率は無敵。究極の「ながら」メディアです。

ラジオは、何かをしながら聴くことができる媒体です。通勤やレジャー・買い物等の運転中の車内、また自営業や小さな企業のオフィス、高齢者や主婦・勉強中の中高生がいる家庭などで聴かれています。

ラジオを聴くことが習慣になっている場合も多く、毎日同じ放送局を聴く傾向もあります。テレビに比べるとリスナーに近くパーソナルな媒体と言えるでしょう。ラジオからの情報も生活に密着した内容が好まれ、特にローカル局は地域密着の編成が顕著です。

ラジオ広告は通常のCM以外に、パーソナリティーやアナウンサーが番組内でPR原稿を読む「生コマ」や、店舗やイベント会場からの生中継、電話レポートをするライブCM、さらに広告主が長時間の提供を行うスペシャル番組などがあります。また、最近ではパソコンやスマートホンでもラジオが聴ける「radiko」の登場により、聴取者数も増加傾向にあります。


ラジオ広告のメリットは!

①特定エリアに対して、「安価で広く」認知をはかれる。

②パーソナリティや放送局への信頼感により、安心感や親しみを与えられる。

③時間帯や番組指定をすることで、ターゲット選定をしやすい。

映像が不要、言葉と音だけの媒体であるために「概ね低コスト」で展開できます。特筆すべきは、多くのラジオ局が広告主に対してサービス精神が旺盛であること。そのため自由度の高い表現方法にトライすることも可能です。テレビのように頻繁にチャンネルを変えられないため、CMをとばされにくいこともメリットです。

ラジオ広告の効果には、「直前に車内で聞いたCMの商品を思わず購入する=リーセンシー効果」や、ラジオCMによって「テレビCMなど他メディアの広告を思い出す=イメージャリー・トランスファー効果」が代表的なものです。

また、ラジオ広告は漢方薬に例えることもできます。耳から何度も刷り込まれた記憶は想像以上に長い期間、認知定着をもたらします。その意味でも音に特徴を持たせることは有意義です。(サウンドロゴの使用、同じ出演者の起用、お決まりのワードなど)

短期的に集中してCMを露出し、早期の認知を図る場合もありますが、ラジオCM活用のセオリーはやはり「長く続けること」と言えるでしょう。

ラジオCMの種類

ラジオCMもテレビと同様に、「タイム」と「スポット」の2種類に分かれます。「タイム」は提供番組内で放送され、「スポット」は番組と番組の間に放送されます。

◆ラジオCM「タイム」

タイムは、番組を指定し、その番組の間でCMを流す方法です。
ターゲットが聴取する番組を選び、番組内で毎回「提供クレジット」とCMが流れます。特定のターゲットに集中的に訴求でき、ブランディング効果があります。ネット番組を提供すれば複数のエリア展開も可能です。

◆ラジオCM「スポット」

スポットは、番組と番組の間にCMを流す方法です。
CM1本単位での購入ができ、ターゲットが聴取する時間帯を選んでラジオCMを流すことが可能です。

ラジオ広告の料金

◆タイムの料金

タイム提供のスポンサーは媒体費と番組制作費をセットで支払います。

番組全体ではなくコーナーなどピンポイントで提供することも可能です。

◆スポットの料金

スポットの料金は、放送時間帯で変化しますが、テレビほど極端ではありません。

ラジオCMは局ごとに一本あたり単価が決まっており本数で購入することができます。

ラジオCM 放送までの流れ

1.ターゲットやイメージ、表現コンセプトなど大まかな内容を打ち合わせします。

2.CMコピー案、音楽イメージ、サウンドロゴなどのご提案をします。

3.ターゲットに合わせた時間帯を放送枠として購入します。

4.スタジオにてCM収録をします。原則として広告主に立ち会って頂きます。

   ※生コマは生放送中にパーソナリティが実施します。

   ※ラジオ局によっては、レポーター派遣による中継パブリシティも可能です。